キャリア

【キャリア】市場価値の高いシステムエンジニアとは

こんにちは、サンタくん(@santa-kun)です。

みなさんも、漠然と今の会社に入って、年を重ね、

「あれ、僕は、このままでいいのかな〜」

って思うことありませんか?

僕も10数年勤めた会社にいて、同じように思っていました。

仕事は割り切ってするもの、とは言うもののある程度理想に近づけていきたいですよね。

これからの時代、定年まで同じ会社にいるのではなく、転職によりキャリアを積んでいき、市場価値のある人材となる必要があります。

逆にそういった働き方をしないと、

自分のやりたい職に就けなかったり、会社にいいように利用されるだけのつまらない人生を送ることになってしまうかもしれません。

そこで、システムエンジニアを経験してきた僕が考える「市場価値の高いシステムエンジニア」の方程式を紹介します。

【英語】×【下流Sier(プログラマー)】×【上流Sier】

「市場価値の高いシステムエンジニア」

日系企業もどんどんグローバルに視野を広げていっておりますし、逆に、日本のSier市場は飽和状態となっております。

これを目指していると、日本の企業でも年収一千万以上は稼げるようになります。

GAFAMに採用されるレベルになったら・・・。

ソコソコでよいので、英語力、技術力を磨いていくと、転職で年収アップできること間違いなしです。

実際、私も、転職により年収プラス100万円になりました。

今回は、上記方程式が成り立つ理由をお伝えできればと思います。

市場価値の高いシステムエンジニアへの道

英語力

ご存知のとおり、どの会社にいても英語ができると重宝されます。

業務上英語を全く利用しない会社でも、英語が必要な場面がでてきます。

たとえば、ぼくの場合、前職では、グローバル企業ではなかったのですが、

業務外の取り組みの一環として、「システム開発における改善による生産性向上の施策成功事例」を海外の企業向けに発表する学会に出席していました。

当然、英語が必要ですので、英語ができる人が招集されました。

英語ができる人って日系企業だとなかなかいないんですよね。

そういった意味でも、

英語ができる人は貴重な人材として目立つ人となり、通常業務では経験できないことを経験できるチャンスがやってきます。

そのため、会社からの評価も高くなり、ボーナス額もアップ!!なんてこともあり得ますよね。

英語ができるだけで、チャンスが広がります。

下流工程Sier(プログラマー)

これまでにいろいろな会社とお付き合いさせていただきましたが、どこの会社も正直、給料も低く、ブラック企業が多いです。

しかし、未経験から採用してくれる会社もあるため、将来、より稼げるようになるのため、経験値を貯めながらお金がもらえると割り切って仕事するといいです

下流Sierを経験すると下記メリットがあります。

  • コーディング力がつく
  • 設計力がつく
  • 上流より短い期間で案件に携われる(多くの案件を経験できる)

コーディング力がつく

日本のシステム開発は多層請負構造となっておりますので、上流Sierから下流Sierに実装工程を発注している会社が多いです。

そのため、実装経験を積むにはもってこいです。

プログラミングの学校行くより、実践が一番身に付きます。

プロジェクトによって実装規約など、利用するフレームワークも違うため、いくつか現場を経験すると、自然とどこにでも通用する技術力がついてきます。

設計力がつく

ある程度経験値を積んでくると、設計工程から参画できるようになります。

ここで、数案件でも設計工程を経験しておけば、上流Sierへの転職時のアピールポイントになります。

上流より短い期間で案件に携われる

全工程携わることは少なく、短期間でいろいろな案件に携わることができます。

いろいろなプロジェクトに携わることが経験値アップにつながります。

上流Sier

正直なところ、そこそこの年収で良ければ、上流Sierだけで過ごしていくのももちろん問題ないです。

給料面、福利厚生が良いところが多いです。

上流Sierを経験すると主に下記メリットがあります。

  • 設計力がつく
  • お客さんの業務知識がつく
  • ソフトスキルがつく

設計力がつく

お客さんとの要件調整を行い、設計書に落とし込んでいくことがメイン業務になります。

「言葉」はすごく曖昧で、同じ言葉でも、人によって認識が異なることがあります。

その認識齟齬が無いように、絵や図を適宜使いながら、お客さんと認識を合わせていきます。

設計書をもとに、お客さんやプログラマーと会話を進めていくことになるため、誰が読んでも読み間違わない設計書を書く力がつきます。

お客さんの業務知識がつく

ビジネスがあるからシステムが存在しますので、お客さんのビジネスを知るということは大事です。

お客さんの求めるものは何か、どういう仕様だったらうれしいか、をお客さん目線で考える力がつきます。

「痒い所に手が届く人」を目指しましょう。

ソフトスキルがつく

個人的には一番重要かなと思っています。

上流工程がメインとなるため、多くの関係者と接することになります。

課題解決力、マネジメント力など、プロジェクトを円滑に進める力やチームをまとめる力をつけることができます。

まとめ

要件調整から実装、テスト、運用までできるようになると、めちゃくちゃ市場価値の高い人材になります。

ぼくも何人もの「できるエンジニア」に出会ってきましたが、みなさんプロジェクトの中心人物になりますし、お客様や、周りからの信頼も暑いです。

そして、万が一会社が倒産しても、職に困ることはありません。

そこに英語力が加わると、エンジニアとしてグローバル企業への転職も◎

私は外資系IT企業の日本支社に勤務しておりますが、同僚に日本に住みながら、米国本社所属のエンジニアとして仕事をしている人もいます。

つまり、米国本社の高い給料水準で、日本で暮らせるという選択もできます。

また、将来的にフリーランスで仕事していくこともできます。

自分には無理だよ、と思うこともあると思います。

しかし、環境変われば、自分も変わることができます。

一歩踏み出す勇気があれば、希望溢れる未来が待っています!!

自分の未来は自分で切り拓いていきましょう!!